もう米国の年内利上げは無さそう
雇用統計でした。
注目すべきは平均賃金です。
失業率5%と完全雇用と言って良いレベルですが、賃金の伸びが0.3%と小さすぎます。
雇用者数が増えて失業率が減ったとしても、労働者の賃金が上がらない限り
インフレにはなりません。
日本の失業率が十分低く、雇用者が増えていてもそれは非正規雇用で
労働者の平均賃金が上がらないからデフレのままということと同じです。
通常は好景気で企業利益が増えていれば、雇用者が増え
労働者の賃金を上げないと雇用が確保できなくなるわけです。
労働者の賃金が上がると物価があがり、企業利益が増え失業率が減り
さらに労働者の賃金が上がる、つまりインフレの好循環になります。
ところが米国も日本も肝心の賃金が上がらない。よってインフレにならない。
インフレでは無いのだから、利上げなぞするわけがないですよね。
さて日経。
結局GWは16,000円を守って引けました。強かったと思います。
下の窓15,970円を埋めて欲しかったですが、上出来でしょう。
来週は決算ピーク&SQ。
ここでしっかり見極めて6月、7月に上昇する銘柄を仕込みたいです。
建設、医薬品が主力と思ってます。
頑張ろう。